習慣のチカラ~自分の心地よさを選ぶ

先月の1日をもって、カフェの料理人兼経営者を辞め、今までと暮らしが激変した。

正直なところ、店を辞めるまでは、そのあとの自分がどういう風な生活をするのか

さっぱりわからなかった。

息子たちも独立し、猫との二人暮らしだから、適当な暮らしになるかもしれない。

料理を仕事にして以来、自分のための料理は手抜きばかりだから、

料理もたまにしかしなくなるかもしれないな・・・。

 

そう思っていたけれど、自分でも驚くほどなかなかに規則正しく生きている(笑)

 

家にいる時間が長いから、まずは家の中をスッキリきれいな状態に保つようになり

朝早く起きると気持ちがいいから、夜は夜更かしせずにさっさと布団に入り

毎日汗をかくまで歩き、おわったらストレッチやマッサージを怠らず

身体をていねいにケアしておく。

(最初の頃、歩きっぱなしで放置していたら、翌日まで疲れがたまってつらくなった。苦笑)

自分の食べたいものを自分に聞いて食事をつくる。

(ほとんどの場合、キャベツ!とかごぼう!とか豚肩ロース!などと

その日によって、一つだけ名称が浮かぶのでそれをもとに料理を作る

元料理人ぽくないが、なぜか先に料理名がうかぶことはない・・・笑)

 

暮らしそのものが変わって、まだ約一か月だが、

なんでもない日常の暮らしの習慣みたいなものが

自分にとって大事になってきている気がする。

 

「~すべきだから」という自制心や

「こうなると嫌だから」と思って、自分をコントロールするというよりは

自分にとって本当に心地よかったり、喜びと感じることやものを

日々ていねいに選んでいく・・・。

 

その一つ一つはささいなことでも、それが積み重なって、習慣になり

その習慣そのものが、逆に自分の心と身体をサポートしてくれてもいる。

なんだかそんな気持ちになる。

 

コロナのことで、何かと制限やストレスをに感じることが多いかもしれないけれど

その中で、小さくてもいいから、日々自分に心地よさと喜びを与えること。

それは不可能ではないと思う。

 

整った心が自分のための心地よいカタチを作るし

逆に心地よいカタチが揺れがちな心を、ちゃんと真ん中に戻してくれる。

習慣のチカラって結構ばかにならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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