受け入れることで癒えた私の病い

クライアントさんと話したり

自分の今までを振り返ると

人生というものは自分をより深く愛するための旅

そしてプロセスなのだなぁと思えてきます。

 

深い自己受容は私の今世のテーマの一つだから

余計にそう思うのかもしれませんが

 

今の自分がどんなでも、否定しないで

完全に受け入れる。

 

そこからまたどうしたいかを選んでいく。

自分を投げやりに扱わないで

決して自分を見捨てないで

諦めないで

それを繰り返す。

 

「こんな自分が嫌だから」

「こんな自分じゃ駄目だから」と

 

受け入れることもせずに

自分にダメ出しして否定して

変わろうと頑張った時期もありました。

 

でも、それでは本質的に変わることは出来なかった。

どんなに頑張っても。

 

負荷をかけて、自分を律することがうまくいっているうちはいいんだけど

何かをきっかけにリバウンドしちゃうのです。

無理なダイエットみたいに(苦笑)

 

 

それが一番顕著だったのは

摂食障害を患っていた時。

 

私は過食の方だったので

一気にたくさん食べては吐いてしまうことがやめられない時期がありました。

 

もちろん頭ではわかっているんです。

これは普通の状態ではない。

早くやめなくてはならないと。

 

「こんなことするのは人として最低だ」

「吐くまで食べずにはいられないなんて私はおかしい。こんな自分が恥ずかしい」

 

そんな風に自分を嫌って

なんとか辞めようとしたけど無理でした。

 

親には知られたくなかったし

あまりにも自分を恥じていたので

友人に相談することも

心療内科などにかかることも出来ませんでした。

 

なんとかして自分で治すしかない。

 

そう決めて

頑張って自分をコントロールして

一定期間普通に食事が出来ても

なんらかのきっかけでまた症状がぶり返してしまう。

 

そうするともうなかなか止まらない。

自分を強くコントロールしていた分

逆に前より症状がひどくなる。

 

一口も食べられなくなるまで、自分の中にただ食べ物を詰め込むことがやめられなくて

「普通に食事するって、一体どんな風にすればいいんだっけ?わからない。出来ない」となる。

 

その頃の私は

どうにもならないモンスターが

自分の中に存在しているとしか思えなくて

その存在をとても恐れ、同時に深く嫌って恥じていました。

 

「こんな自分は最低だ」

そう思ってしまうこともどうしても止められなかった。

 

そして、過食してしまうたびに

「私はまるで飢鬼のようだ。こんな醜くて恥ずかしい自分なら死んだ方がマシだ」とよく思っていました。

 

その頃の私は

「自分を受け入れる」ということから

真逆のところにいたのだと思います。

 

 

次回に続きます。

One thought on “受け入れることで癒えた私の病い

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